子どもアントレ
（さがみはら子どもアントレプレナー体験事業）

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1日目

・アイスブレーキング

「ザ・セレブ・レボリューション・カンパニー!!」は初めから元気な子が多く、すでに多くの会話が飛び交っていました。とは言えまだ初対面なので、みんなが話しかける相手はBBである私ばかりです。そんな中、アイスブレーキング「人間知恵の輪」を行ったことで、一気にみんなの距離が縮まりました。以後は子ども同士での会話が増え、非常に良いスタートを切ることができました。

・商品決定、商品企画

会社の商品は他社との激戦の末、風鈴に決定しました。商品がスムーズに決まると、その後の商品企画ではユニークなアイデアが次々と出てきました。海の生き物をイメージして、風鈴の形を活かした商品企画ができていました。企画中に行った市場調査では、周りからの反応も良く、自分たちの考えた商品に自信が持てたようでした。

2日目

・事業計画書作成
2日目からはいよいよ泊りがけで商品の企画・製造です。まずは先日の企画案を基に、事業計画書の作成を行いました。初めはスムーズに進んでいましたが、細かい計画段階に入るとなかなか進まずみんな苦労しました。しかしそんな中でも、早くできた子が他の子に教えてあげるといった助け合いの姿勢が見られ、次第に会社らしくなっていきました。

・融資交渉
四苦八苦しながらも、みんなで協力して何とか融資交渉に行くことができました。交渉先のアントレ銀行では、全員がきりっとした表情で、礼儀正しく、堂々と話すことができました。しかし１回では融資獲得ならず、銀行で指摘された内容を新たに再検討することになりました。銀行で多くの指摘を受け、初めは落ち込んでいましたが、みんなで一つひとつ解決しました。最後の最後でようやく融資獲得ができると全員安心した顔になり、喜びを分かちあいました。

3日目

・商品製造
実際に製造段階に入ると、まったく計画通りには進みませんでした。特に、一時間でできると考えていた作業がその倍かかってしまうということが原因だったと思います。なかなか思うように行かないため、途中で投げ出したくなってしまうという場面もありました。しかし、最後はみんなが自分のやるべきことを一生懸命やり、無事製造をやり遂げることができました。

4日目

・販売
前日の作業での疲れがあるせいか、初めのうちは元気がありませんでした。しかし商品が売れるにつれて、次第に元気を取り戻したようです。一人でも多くの人に買ってもらい、喜んでもらおうという気持ちが全面に出ていました。一人ひとりが積極的に声かけや商品の説明を行い、無事完売することができました。

・決算報告会
この会社は販売時に値引きなどを行っていたため、決算時には収支がなかなか合わないというトラブルが発生しました。他にもトラブルがいくつか起きたことで、逆に反省点が見えてきたと思います。また、報告会ではみんなが堂々と発表することができました。特に一人ひとりのコメントは4日間の経験を活かした素晴らしい内容でした。

BBからのコメント

「ザ・セレブ・レボリューション・カンパニー!!」はとにかく元気いっぱいのところが一番良かった点でした。たまに、元気がありすぎてしまうこともありましたが、みんなでたくさんの意見を出し合って協力できたことは素晴らしいことです。4日間で時間を守ることの難しさやお金を稼ぐことの大変さなど、多くのことを学んだことでしょう。その経験をいつまでも忘れずに今後に活かしていってくれたらとても嬉しいです。本当に4日間おつかれさまでした。

村上友佳子(BB)