新栄電子計測器株式会社は1978年創業以来、情報通信、自動車業界を中心に多くの計測器を開発・販売しています。これまでに、トンネルひび割れ計測装置、バッテリーテスタ、オートフィンガー、フィーリング検査装置など様々な検査装置を開発していますが、近年では、太陽電池、燃料電池、二次電池の製品を多く開発しています。
バッテリーテスタ
携帯電話器に使用されている電池から自転車等の大型電池に使用されている各種二次電池まで、電池寿命を短時間でチェックし状態の判定を行います。主なチェック項目としては、基本検査、寿命テスト、性能検査、保護解除、内部抵抗、充電器テストなど。
オートフィンガー
携帯電話や情報端末のキーを人間の代わりに自動で押し画像を検査します。
フィーリング検査装置
携帯電話のキーフィーリングを自動で検査します。
特に昨今急激に普及が拡大しているクリーンなエネルギーを提供する太陽光発電においては、太陽電池の開発・生産から施工メンテナンスまでを行っています。太陽電池の性能測定装置のラインアップが拡充されていますのでご紹介します。
I-V特性を約2秒で高速測定するPIV-100
太陽電池の性能評価に必要なデータを割り出します。
発電量を計測・表示するモニター SUN-101
太陽光発電を利用することによってのる二酸化炭素の排出削減量が表示されます。
○太陽電池I−V・P−V検査装置
○太陽電池セル評価装置
○太陽電池セル検査装置
○太陽電池パネル検査装置
○太陽電池モジュール検査装置
○太陽電池ストリング検査装置
○太陽電池アレイ検査装置
○太陽電池メンテナンス装置
○太陽電池発電モニター装置
○太陽電池LED擬似光源装置
○日射量データロガー
○携帯電話太陽電池検査
○ソ−ラー充電器検査
太陽電池の発電量は、その設置場所、地域、天候などによって大きく左右されてしまうシステムです。的確に条件を把握し正しい設置をすることで、効率的な発電を促すことも必要とされています。
NEDO新エネルギー技術解説より
世界に誇るクリーンエネルギー 光を電気に変える、太陽光発電
本プロジェクトでは、(株)サンリッチ及び(株)ジェイパーソンと連携して、太陽光発電の蓄電池充電効率調査、太陽光発電による蓄電池の動作確認試験を行い、MPPT(Maximum Power Point Tracker)制御回路の開発も行います。
また、(株)リガルジョイントが推奨する太陽光発電装置(4kwクラス)及び蓄電池を設置し、余剰電力量測定及び実証試験を行い、充電測定機器の設置と太陽光発電の発電状況測定も行います。
今回取材をさせていただきました
営業技術課長 成勢 幸一郎 氏
【会社概要】
代表取締役社長 成勢 明
所在地:神奈川県藤沢市遠藤2636
創業:1978年9月
事業内容:太陽電池検査装置、カメラ検査装置、二次電池検査装置、携帯電話の機能検証システム、情報通信関連検査装置、計測処理ソフトウェア及び工業用製品・自動車部品検査装置の開発・製造・販売
新栄電子計測器(株)
http://www.shin-ei.ne.jp/