子どもアントレ
(さがみはら子どもアントレプレナー体験事業)

子どもアントレ

 

                            


■インストラクター コメント
とうとう今日は最終日。朝から照りつけるような太陽が、みんなを応援してくれているように感じました。今日のプログラムは、販売と決算。販売中のみんなは本当にイキイキしていて、販売後の笑顔が今でも胸に残っています。決算ではどの会社もお給料を手にすることができました。給料袋を受け取ったみんなは、達成感にあふれた顔を見せてくれました。報告会には保護者の方、実行委員会の方も出席し、全員で最終日を迎えられたことを心からうれしく思いました。「また10月に、みんなで会おうね」「一緒に仕事ができて楽しかったよ!」4日間使ってきたみんなのテキストの思い出ページにはそんな言葉がたくさん書き込まれていました。私たちも4日間、みんなと一緒にたくさんのことを学びました。本当にありがとうございました。10月13日に行う事業報告会で、またみんなに会えることを、スタッフ一同心から楽しみにしています!


1.販売

バスでコーナン相模原西橋本店へ到着後、すぐに販売準備にとりかかりました。きれいに商品をならべ、ディスプレイ、看板の設置など、どの会社も販売に向けて一生懸命。販売中は、作った看板を掲げたり、商品を持ってお客様に呼びかけたり、お店のPRを各社工夫していました。





「こちらの商品、違うデザインもありますよ、お店でみてみませんか」接客の工夫も色々でした。販売が1時間で終了する会社もあれば、12時までかかった会社も。どの会社も最初はなかなか買ってもらえなくて苦戦している様子でしたが、無事どの会社も完売となりました。


A  ランチョンコースター


B  自信ある証券


C つんでつんで会社


D 幸せをよぶ5キャンドル会社


E 風鈴火山堂


F CLOCK54


G うち屋

 
2.決算

販売結果を計算し、決算報告書を作成して銀行に提出し、借入金を返済しました。このとき手元に残ったお金は利益として会社のなかで分け合います。販売時に記入していた販売管理表の売上金額と現金に差異があった会社は、商品を買ったときの領収証を1枚ずつチェックし、「記入し忘れてた!」「もう一回数えてみよう」と大慌て。決算がすんだ会社は「4日間お疲れ様でした」と、社長から給与が支給されました。「給与袋は何枚必要ですか?」銀行の問いかけに、BBを含めた人数分の給与袋を受け取る会社もありました。また、3日目に製造が間に合わず、運営スタッフを雇って商品を完成させた会社は、「1円だけどお礼に渡すんだ。喜んでくれるかなぁ」と、給与を分け合い残ったお金をお礼として渡していました。

3.決算報告会・修了式

決算報告会の会場は大きなホールでした。1社ずつ、それぞれの役職から今回の販売の報告をしました。「売上が計画と変わったのはなぜですか?」「販売に時間がかかったのはなぜだと思いますか?」など、他の会社のメンバーや来場している方から厳しい質問もありました。修了式では、実行委員の方から4日間のプログラムをやり遂げた修了証を受け取りました。各社のサポートを務めたBBからは、BBが独自に考えた各社への賞が発表されました。「アーティスト賞」「ドキドキさせてくれた賞」など、個性のある賞が飛び出しました。4日間運営に携わった25名のスタッフからの挨拶と全員そろっての記念撮影で2007年の子どもアントレプレナー体験キャンプが終了しました。






                            

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