子どもアントレ
（さがみはら子どもアントレプレナー体験事業）

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1日目

・アイスブレーキング
人間知恵の輪という簡単なゲームをグループごとに行いました。初めて会った仲間同士、最初は緊張している様子も見受けられましたが、ゲームが始まると皆仲良く楽しそうにやってくれていたので安心しました。

・商品決定、社名決定
製造する商品は、グループの第一希望だった風鈴に決まりました。会社名は話し合った結果、リーフストームという会社名になりました。リーフは私達のグループ番号「8班」の言葉の響きにかけて「葉っぱ」から考案し、ストームは商品が嵐のごとく飛ぶように売れて欲しいという思いから付けられました。

・商品企画
風鈴を製造するにあたって、色々なデザインを考えたり販売時の工夫をグループでよく話し合っていました。皆それぞれ自分の意見を出していくことで全員のアイディアが詰まった商品にしていました。

2日目

・事業計画書作成
若あゆに着いて、1日中事業計画書の作成を行いました。数字の計算に皆とても苦労していました。1回目銀行に行った時は、厳粛な雰囲気に戸惑い、またとても緊張している様子が見受けられたのですが、その後銀行に指摘された箇所を皆で再検討し、また銀行に挑むにあたっての自分達の態度や礼儀をきちんと見直していて、加えて銀行の待ち時間に自分達で銀行のロールプレイングを始めたので、2回目は落ち着いてこなすことが出来たので、無事銀行からの融資を受けることに成功しました。長時間頑張ったので、子供達もとても喜んでいました。

3日目

・製造
グラスデコで風鈴の絵付けをしたのですが、インクを付け過ぎると垂れてしまうのに加え、少ないと乾いた時に見栄えが良くなかったので扱いにとても苦労していました。なので、持ち方や乾かし方を色々と試行錯誤しながら工夫して取り組んでいました。また銀行の方々による商品チェックにより、この商品で本当にお客様に満足してもらえるのかということをそれぞれ皆で考え直し、それ以降意識しながら製造している様子が見られたのでとても良かったと思います。また、道具レンタルの時間管理がしっかりと出来ていました。

4日目

・販売

準備に時間がかかってしまい、慌ただしく販売開始になってしまったので心配でしたが、とにかく元気にやってくれたので良かったです。最初は来たお客様に商品を渡すので精いっぱいでしたが、慣れてくると皆それぞれの仕事を自分達がやりやすいよう自然に分担してやったり、販売マナーを意識して取り組む様子が見受けられました。子供達が思っていた以上に売れたようで最終的には完売という形になり、とても喜んでいました。

・決算、返済

やはり数字の計算に苦労していましたが、協力して取り組む様子がとても印象的でした。利益が出て、給料をひとりひとり貰えて嬉しそうでした。

・振り返り

自分達の良かった点、悪かった点をしっかりと話し合って振り返ることが出来ていました。もっと工夫出来た点として、事前段階の準備や練習をもっとしておけば良かった、物をもっと丁寧に扱えばよかったなど気付きの部分が多く大きな成長が見られたと思います。また、事業計画通りに行かなかった部分の理由なども的確に振り返れていたのでとても良かったと思います。

BBからのコメント

今回子供達の考えを引き出す役割であるBBという役職を担当させて頂き、4日間を通して子供達とどう接していったらいいのか、迷ったり悩んだりすることも多かったのですが、子供達の元気な姿や素直な態度に助けられた部分がとても多く感謝しています。子供達に伝えたいことを考える上で、自分自身の態度や考えを見直すきっかけになったり、また子供達の考えや発想から学ぶことも多く、子供達と共に私達スタッフも成長出来ました。とても貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。

中鉢桃子(BB)