子どもアントレ
(さがみはら子どもアントレプレナー体験事業)

子どもアントレ

平成29年度 当日の様子

「TK HOUSE」 商品:TK
「一万円で買える華やかな鏡」 商品:万華鏡
「かべかけデコタイル」 商品:タイル
「小物入れ専門店」 商品:小物入れ
「海のぷにぷにジェルボトル」 商品:海のジェルボトル
「夏の音」 商品:風鈴
「ピースカンパニー」 商品:フォトフレーム
「ストラップフジ」 商品:スエード調紐のみつあみストラップ

参加者の声

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1日目

・オリエンテーション
「緊張してる人?」という問いかけにうなずく、素直なメンバーばかりの1班。はじめは会話も少なくどうしてよいのかわからない様子も見られましたが、アイスブレイクのゲームでは笑顔も見られ、安心しました。

・会社設立、役職決定
講義のスライドをまじめに見て、発言も多くしている姿が印象的でした。私のセリフのときには、私の方を見てくれて嬉しかったです。役職決定では、3日間責任をもってやり切ってほしいという話をして、立候補を募りました。少し時間はかかりましたが、社長をはじめどの役職も立候補で決めることができました。

・商品紹介
みんなが会社のメンバーと話しながら興味深く商品をみて、社長を中心に、話し合いながら会社の希望にまとめていきました。

・商品、販売場所決定
販売場所の希望決定はかなり議論が白熱し、こだわりをもって決めました。そして、第一希望が被らずに、一度で決めることができました。しかし、商品は希望がほかの会社と被ってしまい、じゃんけんに勝てず、決定が最後となってしまいました。最後は二択になってしまいましたが、みんなの納得のいく商品のティッシュケースに決定できてよかったと思います。

・事業計画書作成
事業計画書では、各役職が中心となって進める部分があります。はじめはその人に任せて、「どうするの?」と聞いている様子もありましたが、次第に協力して進めていき、一番に書き終えることができました。事業計画書を書くことで、一人ひとりが自分の役職を意識しているように感じました。


2日目

・融資交渉
融資交渉も一番に挑戦しました。銀行にかなり厳しく指摘され、ショックを受けたようにも見えましたが、それをバネにしてすぐに訂正し、二度目に挑戦しました。二度目ではデザインについてなど、より具体的なことを聞かれ、あと一息というところでした。二度目になるとみんなも少し慣れて、メモをとったりきちんと挨拶したりという部分もできるようになりましたね。また、銀行からの質問の答えに詰まってしまったときに、助け合って説明している様子もありました。3度目の挑戦、ちょっとしたミスはありましたが、無事に融資交渉を終えることができました。銀行を出た時のみんなのホッとした笑顔が忘れられません。

・商品製造、ポスター作り
商品製造は本当に大変だったね…。試作が途中までしか終わらず、なかなか完成までのイメージがつかめずに、時間が過ぎてしまいました。分担して進めていくのは決まっていたけれど、一つ目の作業が終わらないとほかの人たちができない、レンタルした道具に延長料金がかかってしまう、というみんなの気持ちや、さっきまで早く終わっていたのにという焦りがよく伝わってきました。そんな気持ちからか、口が悪くなったり自分の意見を押し通そうとしたりする姿も見受けられました。しかし、スタッフや銀行の方のアドバイスを受けて、もう一度みんなで話し合ったあとは、製造マネージャーと社長を中心に分担を決め直して、協力して進めることができました。商品製造は、たくさんの人たち(自分たち含め)の助けがあったからこそ全部つくり終わることができたね、感謝の気持ちを忘れないでね!

3日目

・販売
本当に売れるのかな、完売しなかったら赤字になっちゃう、と不安な声が上がっていましたが、商品を並べていると、すぐにお客さんが見に来てくれました。どんな商品なのか、おすすめはどんなところか、事前に話し合ったことはもちろん、お客さんとの会話を通して自分たちの気持ちを伝えられていたと思います。販売場所も大成功だったね!完売した瞬間、6人がひとつになって喜んでいるのをみて、思わず泣きそうになったくらい感動しました。

・決算、返済、振り返り、報告会
直前まで話し合って、なかなか決まらなかったのが値上げです。途中で投げ出しそうにもなりましたが、多数決に逃げることなく最後まで話し合いをし、みんなが納得したうえで決定しました。結果的に値上げはしない方がよかったのかもしれません。でも、みんながギリギリまで話し合って自分の意見を言い合っている姿をみていた私にとっては、結果よりも過程に意味があったと思います。そして利益が多く出たぶん、製造を手伝ってくれたスタッフの方にもお礼をすることができました。
報告会も修了証書を受け取るのも、1班だから1番。緊張しましたね。台本を読むのはもちろんだけど、感想を自分の言葉で話しているのがとてもかっこよかったです。保護者の方と3日ぶりに再会した時、少し照れくさそうなみんなをみて、改めて3日間のがんばりと成長を感じました。


BBからのコメント

『TK HOUSE』のみんな、3日間おつかれさまでした!商品決めるのが最後になってしまったり、試作も商品製造もなかなかうまくいかなかったり、大変なことがたくさんあったね。でも、それを会社の目標でもある「協力」と「責任」で乗り越えたみんなはたくさんの「できた」を経験することができたんじゃないかな、と思います。商品が完売したときの一体感と、報告会での堂々とした姿をみて、3日間『TK HOUSE』のみんなと一緒にがんばってこられてよかったと心から思いました。
私は大学で児童学科というところで勉強していて、普段はもっと年齢の小さい子どもたちとふれあっています。なので、5・6年生ってこんなに大人なんだ、こんなこともできるんだ、と思うと同時に、3日間でこんなに成長できるんだと驚きました。今はまだわからないかもしれないけれど、アントレって貴重な体験だったな、あんなことしたのアントレだけだな、といつか思い出してくれたらうれしいです。今回の出会いを大切にして、この経験をいろいろなことに活かしてね。そして今度はぜひBBとして戻ってきてね!またどこかで会えたらいいな☺



中村 日菜(BB)



「TK HOUSE」 商品:TK
「一万円で買える華やかな鏡」 商品:万華鏡
「かべかけデコタイル」 商品:タイル
「小物入れ専門店」 商品:小物入れ
「海のぷにぷにジェルボトル」 商品:海のジェルボトル
「夏の音」 商品:風鈴
「ピースカンパニー」 商品:フォトフレーム
「ストラップフジ」 商品:スエード調紐のみつあみストラップ

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協賛社(者)のご紹介

子どもアントレは、開催趣旨にご賛同いただいた多くの皆様からのご協賛により成り立っております。

  • 有限会社テクノサージ
  • エム・アイ・エス テクノロジー株式会社
  • 株式会社H.I.T
  • 株式会社八千代銀行 橋本支店
  • 公認会計士野村隆会計事務所
  • 飯田服飾工業有限会社