子どもアントレ
(さがみはら子どもアントレプレナー体験事業)

子どもアントレ

令和元年度 当日の様子

1班 社名:SF7 商品:スイーツのフォトフレーム BB:八代華澄
2班 社名:S&A 商品:ストリングアート BB:内藤里虹
3班 社名:Biグラス 商品:サンドグラス BB:佐々木彩花
4班 社名:スカリコースター 商品:タイルコースター BB:金子虎太朗
5班 社名:ミステリーハット 商品:帽子マグネット BB:伊藤寛太
6班 社名:ペパクラ製造会社 商品:ペーパークラフトのかご BB:八代華澄
7班 社名:さがみSKM 商品:風鈴 BB:内藤里虹
8班 社名:夢のつまった万華鏡 商品:万華鏡 BB:佐々木彩花
9班 社名:ハガHAPPYバック 商品:クリアバック  BB:金子虎太朗
10班 社名:金内リース 商品:サマーリース BB:伊藤寛太

参加者の声

(クリックで拡大)


1日目

・オリエンテーション(アイスブレイク)
テーブルについたみんなはやや緊張した様子で、黙々と名札や荷札つくりをしていました。先に荷札を書き終えたメンバーが、後からやってきた同じ会社のメンバーにやり方を教えてあげている様子を見て、良いチームになるなと確信を持ちました。アイスブレイク後はみんな緊張がほぐれた様で、メンバー同士での会話もちらほらしていました。


・会社設立、役職決定
会社とは何かを講義で学んだ後は、どうぶつさんたちに倣って、役職決めをしていきます。メンバー一人ずつ興味がある仕事を発表して、希望が重複しない役職から決まっていきました。なかなか決まらなかったのが、社長です。希望者が現れず、最終的にはじゃんけんで決定しました。


・商品紹介
BBが紹介した全11品の商品は、例年からさらにグレードアップし、どれも大変魅力的でした。タイルをたくさん敷き詰めたカラフルでレトロなデザインが特徴的なコースターや、透明なビンにカラーサンドを積み重ねて、夏らしいフィギュアをデコレーションしたサンドグラスがとても人気でした。みんな身を乗り出して商品見本を観察していました。


・商品、販売場所決定
作りたい商品はいくつもありましたが、みんなで相談して希望の商品を決めました。希望の商品が他社と被ってしまったときは、BBを含めたメンバー全員でインストラクターとじゃんけん勝負をし、勝った人数が多い会社が希望の商品を勝ち取ることが出来ます。商品は第3希望のスイーツのフォトフレームに決定。販売場所は第1希望の場所をおさえることが出来ました。どのような商品が出来上がるのか、楽しみですね。


・事業計画書作成
白熱した商品決定が終わり、事業計画書の作成に着手します。男の子と女の子同士で一体感があり、女の子が中心に話を進め、男の子を引っ張っている印象でした。スイーツのデザインなので女の子向けのデザインになると思いきや、男の子向けの商品が考案されるなど、面白いアイデアがたくさん出ていました。



2日目

・融資交渉
前日の夜に引き続き、きちんと計画を立てたので、融資交渉の準備はばっちり、のはずです。みんな緊張した面持ちで、銀行の扉を開けます。「ご用件は何ですか」「どちら様ですか」など、銀行員からの質問に、緊張しながらも答えることが出来ました。計算ミスや飾りつけ用の商材が不足していることを指摘されましたが、めげずに事業計画書の練り直しをします。飾りの数を調整するのに合わせて、お釣りの金額を調整しようとするメンバー。それぞれの考えが対立することもありましたが、お互いの考えを聴き、譲り合って、計画を練り直すことができました。お金を借りることができたときの安堵感は今となっては良い思い出です。


・商品製造、ポスター作り
銀行から借りたお金をもとに、材料を仕入れ、早速製造開始です。みんなは男の子と女の子で仕事を分けることで、製造効率を上げる作戦をとったようです。男の子は販売時にフォトフレームをしまう箱をつくり、女の子はフォトフレームの中に入れる柄付き紙のセットと、ホイップクリームを絞ってフォトフレームのデコレーションを担当していました。販売用の箱は鉛筆で線を書く人、切って組み立てる人というように製造レーンが完ぺきに出来上がっていました。ホイップクリームは思ったよりもクリームが固く、苦戦していましたが、上手に絞れるように練習しているところからプロ意識を感じました。上手に絞れるようになった女の子たちは男の子に絞り方を伝授しており、最後はみんな上手にデコレーションしていました。休憩をとるのも忘れるほど作業に没頭し、あっという間に夕食の時間に。効率よく製造できたので夜の作業時間はポスター制作を進めました。製造後の時間は各商品のアピールポイントをみんなで話し合って、宣伝文句も考えていました。これなら、明日の販売でもお客様に商品の良さを伝えられますね。


3日目

・販売
朝早くに若あゆを出発し、相模大野駅へ移動したら、待ちに待った商品販売の時間です。通行人の目に留まるように、通路に向けてフォトフレームを並べ、販売開始です。ついさっきまで「売れるかな……」と不安がっていたのが嘘のように、次々とお客さんがやって来て売れていきます。自分が作った商品が売れた時の「売れた!」という歓喜の声や、嬉しそうな笑顔、きらきらでまぶしいくらい。お金の受け取り方からおつりの渡し方まで、お客さんがしっかりとお金を確認できるように丁寧に渡していたのも印象的でした。販売開始から一時間程度で完売。あまりの繁盛ぶりにみんな嬉しそう。


・決算、返済、振り返り、報告会
商品が完売し、余韻からかみんな興奮が冷めやらぬ様子。昼食を食べたら、気を引き締めて決算に取り組みます。今あるお金を数え、会社の利益等々を計算すると……計算とぴったり一致!商品製造を効率よく進めることが出来たので、追加の支出も無しに事業計画書通りの利益になりました。一番に銀行にお金を返すことができ、みんな誇らしげです。一枚余分に貰ったお給料袋に3日間一緒だったBBの名前を書いてお給料の一部を分けてくれました。BBのことも会社の一員として認めてくれて嬉しかったです。それぞれが3日間で感じたことをメッセージカードに書きつづり、報告会へ向かいます。10社の中でトップバッターの登壇でしたが、みんな堂々として立派な姿でした。



BBからのコメント

まずは3日間、本当にお疲れさまでした。
初めてみんなと対面した時は大人しい子たちなのかな?と思ったけど、緊張していただけだったね。アイスブレイク後はたくさんのお話を聞かせてくれて嬉しかったです。話し合いの時間では、みんながみんなの意見を聴き合って、出たアイデアについて誰一人として意見を否定しない様子を見て、良い会社だなと感じました。商品製造時も上手に作業を分担していたので、安定感がありましたね。製造後、男の子たちは商品が売れるか心配な様子でしたが、最終的にはお客さんに買ってもらえるようなキャッチコピーまで考えており、ナイスアイデア!と感心しました。最終日、相模大野駅での販売では、開始直後はみんな少し緊張気味かな?と思いながらみていましたが、商品が売れだすとともにだんだんといつもの元気を取り戻していき、その様子を見て私もついつい情が移ってみんなその調子!がんばれ!と応援していました。販売管理もそつなくこなしており、最後の返済は一番乗りでしたね、みんなすごい!お給料袋にたくさんのメッセージをくれたこと、本当にうれしかったよ。一生の宝物です。みんなはこれからたくさんの経験を積んで大人になるけれど、今回の子どもアントレの経験を糧に、“いっぱいチャレンジ”を続けていこうね。私も負けずにチャレンジするぞ!みんな三日間一緒に活動してくれてありがとう。



八代 華澄(BB)



1班 社名:SF7 商品:スイーツのフォトフレーム BB:八代華澄
2班 社名:S&A 商品:ストリングアート BB:内藤里虹
3班 社名:Biグラス 商品:サンドグラス BB:佐々木彩花
4班 社名:スカリコースター 商品:タイルコースター BB:金子虎太朗
5班 社名:ミステリーハット 商品:帽子マグネット BB:伊藤寛太
6班 社名:ペパクラ製造会社 商品:ペーパークラフトのかご BB:八代華澄
7班 社名:さがみSKM 商品:風鈴 BB:内藤里虹
8班 社名:夢のつまった万華鏡 商品:万華鏡 BB:佐々木彩花
9班 社名:ハガHAPPYバック 商品:クリアバック  BB:金子虎太朗
10班 社名:金内リース 商品:サマーリース BB:伊藤寛太

<<令和元年度 子どもアントレ実施概要 平成30年度 子どもアントレ実施概要>>
令和元年度 協賛一覧はこちら

協賛社(者)のご紹介

子どもアントレは、開催趣旨にご賛同いただいた多くの皆様からのご協賛により成り立っております。

  • 株式会社小池設備
  • 旭フォークリフト株式会社
  • 株式会社ミナミ工機
  • 有限会社マルスギ包装システム
  • 株式会社ミナシアホールディングス
  • 有限会社テクノサージ
  • くらげ雑貨店
  • 株式会社エーセル
  • 株式会社大塚鉄工所