子どもアントレ
（さがみはら子どもアントレプレナー体験事業）

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1日目

・オリエンテーション
いよいよアントレが始まるということで、みんな緊張した面持ちで席についていました。ニックネーム決めでは悩んでる人とすぐに決まる人がいました。アイスブレイクでは「となりのとなりゲーム」を行い、みんなスラスラとでき、緊張がほぐれ会話が弾み始めました。

・会社設立、役職決定
「会社とは」の講義の際には、質問や問いかけに対し積極的に答えていました。役職決定では、それぞれ自分のやりたい役職の意見などを話し、スムーズに決定し、協力し合える会社になるのではないかと期待していました。

・商品紹介
商品説明の際に、食い入るようにサンプルを見て何にしようか迷っていました。作った後の実用性などを考え、商品を決めました。しかし第一希望は他と被ってしまい、第二希望のクリアバックになりました。

・社名決定
ここまでは問題なく進んでいましたが、会社名がなかなか決まりませんでした。しかし社長が中心となってみんなの意見をまとめ、社名発表の時間内に無事終わりました。

・事業計画書作成
この３日間で最も大変だったところだと思います。事業計画書の作成という初めての作業で、どうやってやっていったらいいかわからない状態でしたが、ここで役職ごとに意見を出し、私が思っていたよりもいいペースで作成が終わりました。ここでみんなで話し合う、協力ということが一番できていて次に繋がる作業となったと思います。

2日目

・融資交渉
まずは清書の仕上げから入り、その後融資交渉に進みました。１日目でメンバー同士は仲が深まりましたが、銀行に行くときにはまた緊張した面持ちになっていました。銀行側に飾りの数、お釣りの数といった点を指摘され、初めてのことで気持ちを落としているかなと思っていましたが、そんなことはなく帰って来るなりすぐに作業に取り組んでいました。また待ち時間の間には製造工程を問題にして出すといった時間の有効活用もしていました。

・商品製造
初めは一人で一つ作るという製造方法でしたが、効率が悪いことに気づき、担当を決め流れ作業としました。しかしそれでも作業が時間内に終わりそうになかったので、アルバイトを雇い、スピードアップを図りました。飾りの買い足し、レンタル品の延滞料金などと追加の支払いがありました。しかし、作業効率のアップや銀行や商材屋からの支援で、時間内に製造予定数を作り上げることができました。

3日目

・販売
男子が声出し、女子が接客という風に役割分担をして販売を行っていました。役割ごとに事前に考えていた、販売の工夫を心がけておこなっていたようで、商品を順調に販売することができていました。水分補給のタイミングなどもこちらが言う前から、自分たちで声を掛け合っていました。商品が完売した際には、全員が喜びチームワークがある会社だなと感じました。

・決算、振り返り、報告会
決算の時には追加の材料費を考慮できていなくて、予想した利益よりかなり低い結果となってしまいました。しかし会社内で話し合い、反省していたので良い経験になったと思います。
振り返りでは、最後のプログラムということもあり、疲れが見えましたが、会社内でどんな内容を発表すればいいか話し合いました。
報告会の際には緊張した面持ちで前で発表していましたが、自分たちの会社のことを堂々と発表でき、質問に対しても答えることができていました。
最後までチームワークの強さを感じる会社だと思いました。

BBからのコメント

男の子４人、女の子２人のチームで他と男女比が違っていたので心配していましたが、すぐにみんな仲良くなり、意見を出し合い、まとめて作業にうつるというのがとても早く最後までチームワークのいい会社だと思いました。BBが途中で変わるなど、不安にさせてしまう部分があったかもしれませんが、みんなの協力と元気さで私たちスタッフも助けられました。アントレで目標にもあったように、初めてのことにもいっぱいチャレンジをしていたと思います。この先、いろんなことにチャレンジして成功、失敗を繰り返していくと思いますが、アントレの３日間を乗り越えたみんななら絶対に大丈夫だと信じています。元気いっぱいの「ハガＨＡＰＰＹバック」のみんなにまた会えるのを楽しみにしています。

金子 虎太朗(BB)