子どもアントレ
（さがみはら子どもアントレプレナー体験事業）

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１日目

・オリエンテーション
最初ということもあり、４人とも緊張した感じが見受けられました。ですが、アイスブレイキングゲームの時には、ある程度緊張も解けて笑顔が見られるようになり、休憩時間にニックネームを付け合うなど、早く仲良くなることができました。

・製造体験
煮染めとシルクスクリーンを体験しました。煮染めをする前に行う「絞り染め」という作業を楽しそうにやっていたので、後に煮染めを使った商品を作るきっかけになったのかもしれません。

２日目

・役職決定
この日は女の子３人での活動になりましたが、仲良くスムーズに決めることができました。

・商品企画
最初こそ意見が出にくいように見受けられましたが、すぐに活発に意見を出し合うようになり、初日との印象の違いが感じられました。この時点では話し合いの結果より、煮染めを使ったシュシュと、手作り携帯クリーナーを作ろうということにしました。

・商品企画発表
自分達の考えた商品を、他のみんなの前で発表しました。少し緊張していた様子でしたが、３人で協力し合って発表することができました。質疑応答の場面では少し答えに戸惑ってしまう場面もあったので、商品を考えることの難しさについて学べたと思います。

３日目

・事業計画書作成
前日の材料調査を踏まえての事業計画書作成になりました。携帯クリーナーに使う材料が見つからなかったことから、商品を携帯クリーナーではなくストラップに変更しました。ここでもお互いにアイディアを出し合っていました。誰かひとりが中心になってまとめるというよりは、みんなで協力してひとつのことに当たっていくという雰囲気が感じられました。

・融資交渉
銀行との融資交渉の場面では、初めての事で少し緊張していたようにも見えましたが、自分達の考えた商品について、はっきりと説明することができていました。また４人とも自分の担当する部分への銀行からの質問に、しっかり答えることができていたので、ここ３日間で１番成長を感じられる場面でした。２度目の融資交渉でお金を借りることができた時は、お互いに嬉しそうな顔をしていました。

４日目

・商品製造
前日に仕入れてきた材料を使って商品を製造しました。シュシュについては綺麗に煮染めができたこともあり、色鮮やかな模様ができあがりました。ストラップについては形がゾウさんということもあり、縫い合わせるのがとても難しそうでした。途中ハプニングがあったこともあり時間が掛かってしまいましたが、お互いに助け合って商品を全て完成させることができました。

５日目

・販売
朝からとても暑い中での販売になりました。他のチームと比べて人通りが少ない場所での販売だったので、なかなかお客さんが来てくれなくて苦戦していました。ですがお互いに役割分担したり、商品の並べ方を工夫したりしました。完売とはいきませんでしたが、力を合わせてやりきることができました。

・決算・返済
レシートや、レンタルしたものなどの領収書をきちんと管理できていたこともあり、１番早く決算を終え、銀行に返済することができました。商品は完売ではなかったので、予定していた利益より少なかったものの、４人とも給料が貰えた時はとても嬉しそうでした。

・振り返り
この５日間での反省点について４人で話し合いました。お互いに反省点を言い合ってどうしたらもっとうまくいくかについて話し合っていました。

BBからのコメント

このチームは誰か１人がまとめるというよりは、４人で力を合わせて問題を解決していくというスタイルでした。またチーム（会社）の行動指針として「お互いに助け合う」ということを掲げていたので、それを体現できていたのが僕としても良かったです。プログラム全体を通して、他のチームと比べてややおとなしめのイメージこそあったものの、チーム内の仲の良さはスタッフ間でも好評でした。そしてなによりBBとして成長を１番身近に感じられることができて、とても嬉しかったです。僕自身も４人から多くのことを学べたので、一緒に成長できたような気がします。５日間お疲れ様でした＆ありがとうございました。
今井 大輝 (BB)