1日目
・オリエンテーション
最初は緊張からか、皆の表情が堅かったので心配でしたが、アイスブレーキングのインパルスゲームでは時折笑顔を見せてくれたので安心しました。
・製造体験
煮染めでは、輪ゴムやビー玉、割り箸を使って、皆それぞれ独自のアイディアで生地を絞りました。シルクスクリーンでは、単色ではなく6、7色を使ってマーブル模様にしたりと、高校生たちの発想に驚かされる場面が多かったです。
・【講義】商品企画
講義を聞いて、自分達が何を作りたいのか話し合いました。2日目の商品企画に向け、家でそれぞれ自分達のアイディアをまとめてくる事にしました。
2日目
・役職、製造方法決定
皆がやりたい役職がそれぞれ分かれたので、役職はすんなり決まりました。製造方法は、アイロンとミシンのみを使用する、ということでチームの意見がまとまり、また他のチームとも被らなかったので、比較的早く決まりました。
・社名、会社ルール決定、商品企画
社名はROK(ロック)に決まりました。この社名は、『R=ロマンチック、O=おしゃれ、K=かわいい』 といったコンセプトを基に作りました。ロックミュージックのロックとは意味も雰囲気も全く違っていて、あえてギャップを狙っています。商品はシュシュやブローチなどを作ることで決まりました。話し合いは、社長が中心となって皆の意見を聞いていて、最初は控えめな様子だった皆も、話が深まるにつれ、少しずつ自分の意見を出せるようになっていきました。
・商品企画発表
質疑応答では答えに詰まる場面も見受けられましたが、他のグループやスタッフにたくさんのアドバイスを頂きました。その後の商品企画の再検討では、ターゲットや価格の見直しなど、皆で積極的に話し合いをしていました。
3日目
・事業計画書作成
2日目の商品企画と各自で行ってもらった材料調査を基に、実際に事業計画書を作成してもらいました。皆数字の計算に苦労していたのと、材料費が意外に高く利益を出すのにとても苦労していました。結果的には、1番目にアントレ銀行との融資交渉が成立し、皆とても喜んでいました。 |