○日時:平成27年2月19日(木) 18:00~20:30
○会場:ユニコムプラザさがみはら
○主催:(株)さがみはら産業創造センター/
(株)町田新産業創造センター
○後援:相模原市/相模原商工会議所/
(公財)相模原市産業振興財団/町田市/
町田商工会議所
○協力: 八千代銀行
○出席者数:54名 (関係者含む)
第15回SIC経営者セミナーは、第14回に引き続き、SICと町田新産業創造センター(MBDA)との共同開催にて、町田新産業創造センター佐々木専務及び、八千代銀行営業統括部ソリューション営業課の宮川課長の開会挨拶にてセミナーが始まりました。
講師の大久保会長(下記に詳細プロフィール)は常に視点をユーザーの側に置き、「新しいあたりまえ」を考え、新規事業を立ち上げてきました。
今回のセミナーでは、そんな実践型の経営手法を、成功や失敗などの経験談を基に、中小企業経営者の目線に立ってご講演頂きました。
特に、自分自身が日頃「これはおかしいな。」と感じたことを①社会性、②独自性、③経済性の観点から思考を重ねていき、且つ事業を成功に導く為には「出会」と「決断」が重要であり、大久保会長は常にそれらを意識されていることが印象的でした。
また、「不便さの解消は事業の本質であり、儲け先行の経営ではやがて行き詰まってしまう」といった考え方もご自身の御経験に基づいた説得力のある内容でした。
更に、大久保会長の「これからは中小企業も海外に出る必要がある」「海外で商売しないでどうして商売がうまくいくんだ?」という言葉には、頷く参加者も多く、これから中小企業の海外展開が益々加速していくことを予感させられました。
講演終了後は質問も多数あり、参加者の感心の高さが窺えました。
また、講演終了後に行った大久保会長との名刺交換会は、大久保会長の前に長蛇の列ができ、殆どの参加者が大久保会長と言葉を交わされていました。
講師プロフィール
東京都出身。アパレル企業等を経験後、1980 年(当時 25 才)、新日本工販株式会社(現在の株式会社フォーバル)を設立、代表取締役に就任。創業して8年2ヶ月という異例のスピードで、1988 年、日本最短記録を最年少(当時)で店頭登録銘柄(現 JASDAQ)として株式を公開。現在は社長職を退き、代表取締役会長に就任。会長職の傍ら、講演・執筆、国内外を問わずさまざまな社会活動に従事。カンボジアをはじめとした高度人材の育成を応援する「公益財団法人CISEF(シーセフ)」理事長も務める。さらに、日本商工会議所特別顧問、東京商工会議所特別顧問、中小企業国際展開推進委員会委員長、NPO 法人元気な日本をつくる会理事長、PICC(公益資本主義推進協議会)会長なども務めている。
大久保会長の著書『捨てる勇気』が昨年12月に発売。